新しい年が始まり、1カ月が経ちました。
厳しい寒さが続いていますが、2月3日の「節分」、4日の「立春」と暦の上では春を迎えます。もうしばらく寒さは続きますが、元気に乗り切りましょう。今回は、節分に関する豆知識と大豆の栄養情報をお届けします!
『節分に豆まきするのはなぜ?』
そもそも節分とは「季節を分ける日」という意味であり、立春の前日であることをあらわします。立春は旧暦で1年の始まりの日にあたる特別な日です。そんな節分に豆まきを行うのは、豆を投げて邪気や魔物を追い払い、新しい年に幸運を呼び込むためなのです。また、豆まきで生の豆を使わず炒り豆を使う理由は、拾い忘れた時に芽がでると縁起が悪いとされているからです。
『大豆の栄養情報』
〇コレステロールを下げる
大豆に含まれるサポニンによる抗酸化作用によって、コレステロールを下げることができます。
〇更年期障害の症状を改善
大豆に含まれるイソフラボンにより、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進し、更年期障害を改善します。
〇集中力を高める
大豆に含まれるレシチンにより、脳の働きを活性化し、集中力が高まります。
〇骨粗鬆症を予防する
大豆はカルシウムが豊富な上、大豆に含まれるエストロゲンには骨にカルシウムを蓄えておく働きがあります。骨が弱くなり骨折しやすくなるのを防ぎます。
北柏リハビリ総合病院 管理栄養士