健康コラム COLUMN
唾液の力
私たちは、普段無意識に唾液を飲み込んでいますが、唾液は１日で0.5～1.5ℓ分泌されています。唾液にはどんな働きがあるのでしょうか。
唾液は食べ物の消化を助け口の中の汚れを洗い流してくれるだけでなく、唾液の中の酵素は、がんの元といわれる活性酸素を分解し、細菌・ウイルスなどの繁殖を抑える働きもあります。
唾液に含まれるホルモンの一種「パロチン」は別名“若返りホルモン“と呼ばれ、筋肉・内臓などの成長を促し、皮膚の新陳代謝を活発にしてくれます。こんな働き者のありがたい唾液ですが、加齢とともに出にくくなってしまいます。頬を膨らませたり、舌を出したり引っ込めたりなど、口を大きく動かしたりよく噛むことで、唾液の分泌を促進させることができます。
積極的に口を大きく動かし、唾液をどんどん出しましょう。
歯科衛生士より
