認知症の方への対応で大切なのは、「本人の気持ちを受け止める」という心構えを持ち、接していくことです。
そこで、対応の心得 “3つの「ない」” をご紹介します。
1.驚かせない
驚くとパニックになりやすいため、声をかけるときは正面から目線を合わせ、穏やかにはっきりと話しましょう。
2.急がせない
ゆっくりと考え作業するため時間は掛かりますが、自分でしたいという意思を尊重し、心にゆとりをもって見守りましょう。
3.自尊心を傷つけない
本人には認知症の自覚がないと思われがちですが、自分が最初に症状に気付く場合もあります。不安や引け目を感じている認知症の方に「なぜできないの」「やってあげる」などの言葉は自尊心を傷つけてしまうことがあります。また、同じ話を繰り返したり、事実と異なることを話したりすることもありますが、否定や叱責をせずに、一人の大人として敬意をもってかかわりましょう。
認知症のことで疑問や困りごとがあったり、不安を感じたりしていらっしゃる方は、一人で抱え込まず、かかりつけ医や医療機関、市の窓口などにご相談ください。北柏リハビリ総合病院 リハビリテーション科